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出来るだけブラックにならない方法~スマホはクレジットカードで買う

信用情報機関にいわゆるブラック=異動記録がのると、ほぼクレジットカードは作れなくなりますし、各種ローンの審査も通りにくくなります。
延滞の意味のAマークやPマークがたくさんある人も審査ではかなり不利になることは想像に難くありませんね。
最近多いのは携帯やスマホを分割で購入して延滞してしまい、信用情報に傷がついてしまう人です。
支払いが遅れたと言ってもそれは2、3回だし、ちゃんと完済しているから大丈夫だと思っている人が多いと思いますが、ここに落とし穴があります。
確かに支払い遅れとはいっても1日2日くらいの遅れですぐに支払っていたりすると信用情報には記載されない事もあるかもしれません。
でも、支払い遅れの記録は信用情報ではAマークやPマークできちんと記録されています。
数日の支払い遅れは全然問題ないと思って、毎月毎月督促のハガキがきてから支払っている人も結構いると思いますが、この場合信用情報を見るとAマークが行列をなしているわけです。
最終的にきちんと分割購入代金を完済して異動記録にはならない場合であってもAマークが行列をなしていると、それを見た金融機関はどう感じるでしょうか?
(スマホ分割代金を延滞して強制解約などになって異動記録がついている場合はおそらくどこの携帯会社も分割でのスマホ購入は拒否されるでしょう。これは延滞を完済していても同様だと思われます。私はau延滞、解約、異動記録、完済後分割を申し込みましたが断られました。)
そんな人にお金を貸そうと思うでしょうか?
そして、更に怖いことはこの情報は原則として支払完了後5年間残る点です。通常スマホなどは24回の分割で購入しますね?そして信用情報は直近から過去2年分の支払い情報が記載されてそれを見ることができます。
スマホの分割が24回というのは仮に初回1回延滞しただけでもそれがずっと見えるわけです。つまり大体7年間ですね。
他のローンなんかだと3年前の延滞記録(異動ではない)はその後きちんと支払いを続けていればもはや見ることはできません。
直近の24回とはそういうことになります。
また、分割ローンで購入して完済し契約終了した場合もその終了日からさかのぼって2年の記録が残ります。

従って、現時点でなんらかのローンを組んでいる場合はその信用情報を見てみると直近から2年分の情報を見ることができます。
仮に3年前に完済し終わったローン商品ですと完済し終わった日以前の2年分が記録に残っています。

つまり、携帯電話やスマホなどの24回払い以下で購入するような商品は1度でも延滞があればそれが少なくとも5年以上は記録として残るので非常に怖い商品です。36回払いとか48回払いの場合は最初のほうの延滞記録は見ることができません、記録が押し出されていくわけです。
クレジットカードなどもきちんと支払いを続けることによって記録を押し出すことができるわけです。

そういった意味ではクレジットカードを持っている人は、クレジットカードでスマホを購入して分割払いにしたほうがメリットがあります。
勿論、どちらにしてもきちんと支払わなければいけないことは言うまでもありませんが。

アコムマスターカードを紹介した記事などでたまに見られるのがアコムマスターカードを出すと、「ああ、この人はアコムマスターカードくらいしか作れないんだ・・・」と思われるから恥ずかしくて使えない・・・とか
「この人アコムからお金借りてるんだ・・・」とか思われそうで恥ずかしいとか
というもの。
こういったことは例えば楽天のクレジットカードやファミマのTカードなどでも言われていることですが果たしてそうでしょうか?

そもそも、現在アコムマスターカードの券面にアコムの文字やロゴはありませんからカードを見ただけではどこのカードか分かりません。
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また、クレジットカードの審査落ちの人=ブラックの人が最後に頼れるようなクレジットカード、それがアコムマスターカードであるということを日本人のどれほどの人が知っているのでありましょうか?

従ってアコムマスターカード堂々と使いましょう。それにネット決済だったら全然分かりませんしね。

それに、クレジットカードがどこのカードかなんてほとんど誰も興味ないでしょう。今時ゴールドカードなんかいくらでもありますし、デビットカードにだってゴールドありますし。
三菱東京UFJのデビットカードにはブラックがありますしね。

自分が思うほど他人は興味なかったりするものです。

私がアコムマスターカードを申し込んだのは実はアメリカンエキスプレスカードの審査に合格したからでした。
海外で使えるカードを探していた、と言っても今の時代デビットカードも使えますし、海外専用のプリペイドカードも多数存在しています。
ただ、VISAデビットは海外で使った場合の手数料が3%ほどとられて非常に高いですし、また海外専用プリペイドカードの手数料が安いやつは決済できる通貨に限定があったりしたので普通のクレジットカードが結局お得だろうということでこの際無理は承知でクレジットカードを、という事になったのです。
そして、ネット上の情報から、自分の信用情報を開示し、一番可能性のあるカードとしてアメリカンエキスプレスカードに申し込んでみようと思ったのです。

そしてダメ元で、アメリカンエキスプレスにポイント目当てに申し込んだのが9月の21日前後でした。ポイントサイト経由でアメックスを作ると12420円分のポイントが貰えたのです→アコマスとアメックスを作って15240円貰った話

ネットの情報によれば機械審査によりものの数分で審査の合否が分かるという情報もありましたが、私の場合は受け付け完了のメールが届いたのみでした。
「この度は、アメリカン・エキスプレスのカードにお申し込みいただき、誠にありがとうございます。
カードの申し込み受付が完了いたしましたので、照会番号をお知らせいたします。
弊社から審査結果が届くまで、本Eメールを控えとして保管してください。」

祝日だからだったのかどうかは分かりませんがあまり期待せずにいた、というか完全にダメだろうと思っていました。

しかし、翌日の22日の深夜アメックスからメールがきていたことに気付きました。着信は夕方の5時ころです。

「【American Express Card】ご入会ありがとうございます。あなた様にカードをお届けできる準備が整いました。」
という件名で、カードは1週間程度お届け致しますという旨のメールでした。

一瞬目を疑いました。審査に合格したという記載もないですし、申し込んだ人全員に送っている広告みたいなもんだろうと思いましたが調べてみるとどうやら審査に合格したもよう。

ネット上のフォームから入力して、在籍確認もなし、確か勤務先の正確な住所だったか勤続年数だったかも入力しなくてよかったような記憶があります(うろ覚えですから違っていたらすいません)ここら辺は自営業と会社員では違うのかもしれませんが。

そしてついに9月27日にカードを受け取りました。26日には本人限定受取郵便がきていたので申し込んでから一週間たっていません。

天下のアメックスはどんな封筒だろう、としがない小市民の期待は膨らみましたがごく普通の封筒でした。

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ネットの情報どおりカードにシールが貼ってあります。シールに確か電話番号があってそこに電話する、というふうになっていましたが、URLが書いてありました。
ただ、そのURLを直接打ち込んでもエラーでアクセスできません・・・
とりあえずカードの裏に書いてある電話番号に電話をかけてみます。

なぜか緊張する小市民。
普通のカスタマーとちょっと違うのがかけている電話が登録されている電話番号からだと認識する点でしょうか。後はごく普通。

JRの券売機などで使う暗証番号は通常のカードだと申し込む時に暗証番号の設定をしますが、アメックスはこちらから暗証番号を設定したい旨連絡し後ほど暗証番号設定の手紙がきてから設定するようになっています。
また、引き落とし口座も今回の封筒に用紙が入っていて送り返す形になっています。

審査落ちの人に口座まで書かせる必要もないですから合理的と言えばそうかもしれません。
ただ、郵送料が結構バカにならないでしょうね。そういった意味でも通常のクレカの場合は最初から書かせているのでしょうが。

それと肝心の限度額ですが、これも電話で聞かないと分かりません。

私の場合は20万円ほど、ということでした。以前は担当者が別にいてその担当者から教えてもらう、みたいな感じだと聞きましたが今回はすぐに教えてくれました。※ちなみにANA AMEXの場合は別の担当者から教えてもらうようになっていました。

閉め日は21日で支払日は10日ということでした。この閉め日ももしかすると人によって違うのかもしれませんが。

以前はカードのサービスをかなり詳しく説明されていたみたいですが、家族会員はどうですか?くらいでまったく広報活動はなしでした。

従って、カードが届いてから電話しなくても普通に使えますね。暗証番号の設定だけはしといたほうがいいですけどこれも黙っていても手紙がくるような感じでしたし。
ただ、限度額がある程度分からないと危ないと思いますのでこれは聞いておいたほうがいいと思いますのでやはりカードが届いてからの電話は必須でしょうか。

以上まとめますと

私の属性:自営業、年収430万CICに異動記録あり※約1年前に完済
年収についての確認はありませんでしたので念のため。

アメックスの審査:ネット上のフォームから入力、在籍確認なし、翌日審査合格?のメール

カード到着に要する日数:申し込んでから約1週間

また、どうせアメックスに申し込むならポイントサイト経由で申込んで、アメックス本体のキャンペーンとポイントサイトのポイントの2重取りをしましょう。
私が利用したのはハピタスというサイトです。
ハピタスは陸マイラー必須のサイトと言われていますからマイルを大量に貯めたい方は利用しないと確実に損です。→ブラックリストのくせにSFCでVIP待遇を受ける
また、他にも高額のポイントバックをするサイトがありますので参考にしてみて下さい。→アメックスを作って14000ポイント稼ぐ

ブラックリストとは何か?異動記録と延滞

自己破産や債務整理、あるいは借金をし過ぎた人、借金の延滞がある人などを「ブラックリスト」ということがあります。
ブラックリストだからもうこれ以上お金が借りられないとか、クレジットカードが作れないとか言う人がいますね。
あたかもどこかにブラックリストがあって、そのリストに住所氏名が刻まれているかのような感じですが実際どうなのでしょうか?

勿論、各金融会社で延滞などの事故を起こしていたらその人はブラックリストと言えるかもしれませんね。

我々にとっての関心事はそういった情報が当該金融会社だけでなく、他社にも分かってしまうかどうか?つまり、一旦そういったブラックリストと呼べるようなものに載ってしまったら、新たにクレジットカードや借金をするときにその情報が共有されてしまうのではないかということですよね。

従ってそういった意味でのブラックリストの共有というものはありませんが、私のCICの異動記録はCICに加盟している企業であれば見ることが出来ます。そして、その記録は巷で言われているブラックリストと言っても過言ではないわけですが、それをブラックと見るのか、それともホワイトと見てお金を貸すかは当該企業の胸三寸なわけで、実際私はアコムマスターカードを作ることができたわけです。

つまりブラックかどうかはクレジットやお金を貸そうとする企業の基準になってくるわけです。そういった意味ではブラックリストは存在しないという言い方もあながち間違ってはいません。

しかし、何度も言いますが各企業には必ず事故情報があるわけですからそういった意味でのブラックリストは存在しているでしょう。ある企業ではクレジットカードが作れるけど別の会社では作ることができないと。

でも、特になんの事故情報もないし、どこからもお金を借りていないのにクレジットカードが作れなかった・・・なんてこともありますよね。
クレジットカードが作れなかった=いわゆるブラック、というわけではないのです。

極端な話、信用情報がきれいでも仕事してなかったらお金は貸してもらえないでしょう。でも旦那さんが公務員の専業主婦だったらクレジットカードなんか簡単に作れてしまう可能性大ですよね。

以上のことから少なくともいわゆるブラックリストとはCICやJICCなどの個人信用情報機関に異動などの記録が残っている状態だと言えましょう。

いずれにしてもブラックリストという呼び方よりもどういった状態だと各金融機関はクレジットカードを発行しないのか?お金を貸さないのか?ということが重要ですね。

ただ、各会社によって審査基準が違うわけですからこればかりはいかんともしがたいですね。同じような属性なのにクレジットカードが作れた人もいれば作れなかった人もいますしね。

そこで、我々にできること、分かることが一つあります。それが自分の信用情報の開示です。
CICはクレジットカード会社、信販会社、リース会社、消費者金融、携帯電話会社。
JICCは貸金業、クレジット会社、リース会社、保証会社。
全国銀行個人信用情報センター は銀行関係。
重複して加盟している会社もありますので念のため全部開示したほうがいいでしょう。少なくともCICとJICCは開示しておきましょう。特に過去に延滞をしたとか、債務整理をしたことがある方はその情報が本来消えているはずなのに残っていることがあったりしますので必ず開示しておきましょう。
会社によって異動などの事故情報の記録の仕方が違っていますので、逆に本来5年間残るであろう記録が既に消えている場合もあります。

自分はブラックだからと思って申込すらしてない場合も、実は記録が奇麗になっていたとかいう場合もあります。
私のように10年以上前に自己破産して、本来消えているはずの記録が、ずっと延滞のまま残っていたということもあります。この記録だけを見た場合借金からずっと逃げ回っているように見えますよね。
勿論記録の訂正をお願いしました。この場合信用情報機関ではなく各金融会社に記録の訂正をお願いする形になります。

このようにブラックリストとは自己判断するものではなく各金融機関によって違ってくるものですから、まずは自分の信用情報がどうなっているのかから始めましょう。

そして、ほぼどの金融機関からでもいわゆるブラックだと判断されるのは信用情報に異動記録がある場合でしょう。
異動とは延滞が3ヶ月以上続いた場合ですから、毎月毎月遅れながらも払っている場合は「異動」にはなりません。が、だからと言って大丈夫かというとそんなことはありません。毎月毎月支払い遅れの「A」マークや「P」マークが行列していたら、いかに異動記録がなかろうと金融機関の心証は甚だ悪いものであることは想像に難くありません。

よく言われるのが携帯電話やスマホを分割で購入した場合の延滞の記録です。ほとんどの方が一度や二度の遅れで信用情報に傷がつくなどと思っていませんがしっかりと記録されています。
そして、住宅ローンを組むときなどに初めて自分の信用情報が汚れていることに気付いた時は時すでに遅し、住宅ローンが組めなかったという話は枚挙にいとまがありません。
まあ、携帯電話の支払い遅れが2.3度あるくらいで杓子定規にローンを組ませない金融機関もどうかと思いますが。

そして、信用情報機関は3つありこの異動記録は情報を共有しています。言いかえれば異動にならない記録は信用情報機関に加盟していなければ見れないわけです。
従って私のようにCICが汚れていてもJICC汚れていない場合、JICCしか見ない金融機関であれば審査可決の可能性は非常に高いことになるでしょう。
逆にCICしか見ない、或いはCICもJICCも見るところだと厳しいかもしれません。
従って、自分の信用情報の記録を見てから申し込むところを選択するというのも賢いやり方かもしれません。

ただ、クレジットカードはCICですから私のようにJICCが奇麗になっていてもCICが汚れていると全く意味がありません。
が、世の中捨てる神あれば拾う神あり。
CICに異動記録があっても、その延滞を解消、つまり完済していれば、クレジットカードを発行してくれる可能性がある会社があります。
(一旦異動記録がのると完済しても完済後原則5年はその異動記録が信用情報に記録され続ける点が怖いところです。)

それがアコムマスターカードとアメリカンエキスプレスです。もちろんJICCも奇麗になっている必要がありますが。
つまりアコマスとアメックスは例えば任意整理をして異動になってもきちんと完済していれば5年たたなくてもカードを作れる可能性があるということです。しかし、他のクレジットカード会社はいかに完済していようが異動記録があれば機械的に審査落ちとなるでしょう。

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